7月31日、ポルトガルとの決勝を迎える
今夏、ドイツ代表がW杯に続いて2個目のタイトルを獲得しようとしている。と言っても、2つ目を狙うのは、もちろんA代表ではない。現在ハンガリーで行なわれているU-19欧州選手権に参戦中の、U-19ドイツ代表だ。
U-19欧州選手権2014は、7月19日より、つまりブラジルW杯決勝の日からおよそ1週間後、ハンガリーで開催されている。
2013年9月から2014年6月まで行なわれた予選を勝ち抜いた8ヵ国が本大会のグループAとBにそれぞれ4チームずつ振り分けられ、上位2チームが決勝トーナメントに進出する。決して規模の大きな大会という訳ではないが、A代表に繋がる未来への登竜門と言えるだろう。
U-19ドイツ代表はグループBに振り分けられ、セルビア、ウクライナ、ブルガリアと対戦した。グループAは、ポルトガル、オーストリア、ハンガリー、イスラエルで構成されている。
ドイツ代表はグループステージ、初戦でハンガリーを2-0で下すと、2戦目こそセルビアを相手に2-2のドローで終えたものの、最終戦ではウクライナを相手に2-0で勝利し、グループBを首位で通過する。
そして準決勝ではグループAを2位で通過したオーストリアとの戦いを4-0というスコアで圧勝、7月31日に、ポルトガルとの決勝を迎えることとなった。