「我々はスタンドとピッチで暴力行為という不愉快な状況を味わった」
リールが2-0で勝利を目前にした後半40分、スタンドからパレスチナの旗を持った抗議団体がピッチ内へと乱入し、マカビ・ハイファの選手と揉み合いになった。英メディアによると、マカビ・ハイファの選手やコーチが暴行を受けたとされ、数選手が自己防衛のために応戦したとされる。
試合後、マカビ・ハイファは声明文を発表し、「我々はスタンドとピッチで暴力行為という不愉快な状況を味わった。襲撃はトルコメディアが扇動した危険な計画的犯行であり、侵入者はトルコ系移民だった」と述べた。
パレスチナではイスラエルとの紛争が今なお続いており、今季もUEFA(欧州サッカー連盟)主催の大会にはイスラエルのチームも参加しているため、今回のような事件再発が懸念されている。
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