在籍の部活を退部し、今季プロへ。異例の契約だが…
出身は慶応義塾大学で、7月15日に誕生日を迎えたばかりの22歳。そう、彼は現在大学4年生。3年生だった昨年に慶応大学のソッカー部を退部し、今季のプロ契約を結んだ新人なのである。
異例のプロ契約ではあるが、イタリアのインテルで活躍する日本代表DF長友佑都も、過去には明治大在学中に同じ形でFC東京に入団している。
武藤の場合はFC東京の下部組織出身であり、2012年、2013年と2年連続でFC東京の特別指定選手として登録された実績もある。その実力は折り紙付きだったということだろう。
登録ポジションは、MFとFW。マッシモ監督の元ではFWで起用されており、ルーキーながらコンスタントに出場経験を得ている。スピードを生かしながら、独特なリズムを刻むドリブル突破に特徴があり、フィニッシュの精度も高い。
前節J1第16節の新潟戦では、味方のクロスに相手DFともつれながらも飛び込み、右足で決めたゴールが決勝弾となるなど、泥臭い得点も奪うことができる選手になりつつある。
なお、慶応大学生らしくインテリっぽいが、実は天然ボケもひどいとの噂もあるが…真偽は謎だ。
【了】
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