日本サッカー協会は24日の理事会後に記者会見を開催。ブラジルW杯に派遣された主審の西村雄一氏、副審の相樂亨氏と名木利幸氏の3名も出席。
西村主審は、担当した開幕戦について「普段通り、落ち着いて臨めた」と振り返った。
また、大きな議論を呼んだPK判定については、大会前にFIFAが実施したミーティングにおいて大会の基準が説明され、ペナルティエリア内で相手の肩をつかむことへの厳しい対応についても言及されていたという。
そのことからも、西村主審の判定は大会基準に沿った正しい判定だったことが分かる。決勝トーナメントにおいて第4審はあったものの、主審の機会が無かったのは、西村主審がクローズアップされすぎたことへの配慮である。
さらに、西村主審は一部の海外メディアによって報じられた「西村主審が試合中に日本語で説明していた」ことについても否定。試合を通して英語で選手とコミュニケーションを取り、副審の2名もそれを無線で確認しているという。
【了】
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