138点のまま足踏みが続いていたサンフレッチェ広島のエースストライカーが、2度ゴールネットを揺らした。
19日に行われたJ1第15節、大宮アルディージャとの一戦に臨んだ広島。最初の歓喜は前半3分にいきなり訪れた。石原直樹が右サイドでボールを受け、深い位置から折り返すと背番号11が左足で押し込んだ。これで三浦知良の持つJ1通算139点に並ぶ、歴代3位タイとなった。そして公言していたカズダンスをスタメン全員で披露。
9試合ぶりの得点から19分後、呪縛から解き放たれたかのような佐藤はヘディングでネットを揺らして通算140点目で歴代単独3位に浮上、今シーズン6点目を記録した。
ちなみに試合は、0-3の状態から大宮が大反撃。試合を振り出しに戻して3-3の引き分けで終わっている。
Jリーグ2連覇中の広島。鹿島アントラーズに続く史上2クラブ目の3連覇には、これからも佐藤のゴールが欠かせない。
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