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「8番の価値、その程度?」柿谷退団セレモニーでサポーターから厳しい弾幕

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

期待を込めた裏返しだと受けとる声も

 ただ柿谷がゴール裏に向かう際、一部のサポーターからは「8番の価値、その程度?」と書かれた巨大なダンマクも掲げられており、これが物議をかもしている。セレッソ大阪の背番号8といえば、森島寛晃がつけていたことから特別な意味を持つとして知られている。

 その後、香川真司、清武弘嗣とその後はチームの顔となる選手がつけており、柿谷曜一朗はその系譜を受け継ぐ4代目の選手として着けていた。

 そのため、ネット上では「今季の成績で移籍しやがって、ってことなんだろうな」などと柿谷選手に対する批判ダンマクだという声が多いが、中には「俺は柿谷の可能性信じて セレッソの8番<海外で活躍だと! その期待込めてそんなもんじゃない!」と期待を込めた裏返しだと受けとる声もある。

 あるいは、「そのメッセージが誰に向けられたものかはっきりさせた方が良かったんじゃないかと思う。柿谷選手は去りゆく人で今更言っても意味はない。フロントに向けて出さなきゃ」と、移籍を容認したフロントに対する声と見る動きもあるようだ。

【了】

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