気を引き締め直すバラック「もう一度はありえない。人々は忘れてほしい」
7月12日付のデュッセルドルフ・エクスプレスは、ミャエル・バラックのロングインタビューを掲載した。
バラックは、準決勝のブラジル戦を「100年に1度の試合」、「ドイツはフットボールの歴史を記した」と絶賛しながらも、アルゼンチン戦に向けては「ブラジルに対してのような試合は決勝ではもう一度はありえない。我々が簡単に打ち破ることを、人々は忘れてほしい」と述べている。
バラックも、今一度気を引き締め直そうという心構えを説いている。
しかしそれと同時にもちろんバラックは希望を抱いてもいる。「私は若者たちがアルゼンチンを打ち破ることを望んでいる」、「チームはさらに引き続き、とてつもないポテンシャルを持っている」。
デュッセルドルフ・エクスプレスの一面は、「歓喜に向けてやっつけろ!」という見出しと、黄金色のW杯、力強くこぶしを握るクローゼの写真が掲載された。
ドイツ国内は、期待と警戒の入り混じった高揚とともに、決勝の日を迎えようとしている。
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