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ブラジルW杯で継続された2つの「呪い」。ジンクス打破は4年後まで持ち越し

text by 編集部 photo by Getty Images

もうひとつのジンクス

 そして今大会。昨年2013年にバロンドールを受賞したのは、クリスティアーノ・ロナウド。ポルトガル代表のエースとして出場したが、優勝どころかグループリーグ敗退。「バロンドールの呪い」を覆すことはできなかった。

 そしてもうひとつが「コンフェデの呪い」だ。各大陸王者によって争われる「コンフェデレーションズ杯」。いわば、ワールドカップのプレ大会として開催されているものだが、この前哨戦であるコンフェデレーションズ杯で優勝すると、ワールドカップで優勝できないというものだ。初開催された1994年から過去5大会の優勝国は、いずれも翌年のワールドカップで優勝を達成できていなかった。

 そして2013年のコンフェデで優勝したのはブラジル。自国開催という後押しもありジンクスが敗れるかと思われたが、今大会の準決勝でドイツに大敗して散ったのはご存知の通りだ。

 この2つのジンクス打破は、次回ロシア大会まで持ち越しとなった。

【了】

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