「3位決定戦は決してやるべきではない」
ロッベンは試合終了直後、オランダの公共放送局『NOS』のフラッシュインタビューにこう答えている。
「今の気持ちはとても難しいけれど、すぐに気持ちを切り替えて、このW杯で達成したことについて、我々はものすごく誇っていいと結論付けないといけない。 アルゼンチンはPK戦狙いだった。
オランダの方がフィットしており、自分が90分に迎えたように小さなチャンスを作っていた。しかし、それだけではだめ。価値はない。それでももう一回言う。我々はとても誇りに思わないといけない。もう3位決定戦を戦う気持ちはない。肝心なのは1位になることだけだ」
ファン・ハール監督は3位決定戦の実施に批判的だ。
「3位決定戦は決してやるべきではない。トップスポーツにふさわしくない。ユース世代ならありかもしれない。しかし、このようなビッグトーナメントにはふさわしくない。私はそのことを15年前から言っていた。さらにフェアプレーではない。
ブラジルは1日休みが多い。また、(準決勝進出という好結果を残したにもかかわらず、3位決定戦に負けることによって)2連敗する可能性がある。そうなったら、好結果を残した大会をまるで敗北者のように去らねばならない。とってもフラストレーションが溜まる。これだけ良い大会を過ごしただけに尚更だ」