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香川真司、早くもレギュラー落ちか。オランダ代表戦術をマンUがそのまま移植する可能性

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

カギは補強をいかに進めるか

 ユナイテッドの内部関係者によると、ファン・ハール監督は3-4-3を基とする布陣を構想として掲げており、3トップはオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー、イングランド代表FWウェイン・ルーニー、スペイン代表MFフアン・マタを同時起用する考えであるとされる。

 一方、守備ラインには3人のセンターバックを配置するため、今夏マンチェスター・ユナイテッドが同ポジションの補強をいかに進めるかもカギを握る。イングランド代表DFフィル・ジョーンズとクリス・スモーリングに加え、北アイルランド代表DFジョニー・エバンスらが同ポジションをこなすことになるが、マンチェスター・ユナイテッドはドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスやアーセナルのベルギー代表DFトマス・ベルマーレンを補強候補に掲げているとも報じられている。

 同布陣ではMFの4選手にも守備的要素が求められるため、中央には守備的MFが入り、両サイドには今夏契約を延長したエクアドル代表MFアントニオ・バレンシアや加入したてのイングランド代表DFルーク・ショーなど、サイドバックとサイドハーフを兼任できる選手が入るとみられる。

 ファン・ハール監督は7月中旬から始まるマンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンに向け、すでに布陣や戦術などの構想をクラブスタッフに伝えているとも報じられている。

【了】

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