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【W杯・試合採点】オランダ対コスタリカ(ベスト8)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

オランダ対コスタリカ 寸評

 準々決勝、オランダ対コスタリカの一戦は、序盤こそお互いカウンターでゴールに迫るオープンな試合だったが、徐々に、オランダが攻め続ける一方的な展開になる。

 しかし、この日もコスタリカは、GKナバスの神がかったセービングや、DF 陣の集中した守備もあり、失点を許さない。結局、90分で試合は決まらず、延長戦に突入する。

 延長戦に入っても、ほぼオランダペース。ただ、試合はややオープンな展開になったのもあり、何度かはコスタリカにもチャンスが訪れる。しかし、両軍、最後まで決定機を決めきれず、試合の決着はPK戦に委ねられることに。

 このような一方的な試合展開では、押されていた側が、勝利することが多い。しかし、PKだけのために投入されたオランダのGKクルルが、コスタリカのキックを2本止めて、勝負有り。0-0(PK: 4-3)でオランダが勝利、準決勝進出を決めた。

(文:内藤秀明)

【了】

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