これまで見せてきたスタイルを貫くべき
現在までにコスタリカとオランダが対戦したのは、あらゆるカテゴリーを通じてこの1回だけ。A代表では今回が初対戦となるが、ではコスタリカはどのように戦うべきなのか。国内リーグで指揮を執る何人かの監督が、それぞれの意見を述べている。
年代別代表の責任者を務めるヘンリ・ドゥアルテ氏は「ウルグアイ戦、イタリア戦と同じようにプレーすべきだ」と提言。「ポゼッションを高め、相手にカウンターのチャンスを与えないようにすることが重要だ」と述べている。
一方、ペレス・セレドンのマルビン・ソラーノ監督はこう語っている。
「オランダは非常に攻撃的なチームなので、決勝トーナメント1回戦でメキシコが見せたような戦い方をすべきだ。攻撃を捨てるわけにはいかないが、ブロックを作って相手にプレスをかけ続けなければならない」
今大会のオランダはロッベン、ロビン・ファン・ペルシーにロングボールを預けるカウンターを武器に勝ち上がって来たチーム。この2人の突破は何としても封じなければならない。
ウルグアイ戦、イタリア戦でのコスタリカも、オランダ戦でのメキシコも、中盤からの積極的なプレスで相手の攻撃を封じるという点では共通している。コスタリカがこれまで見せてきたスタイルを貫くべきだ、というのが彼らの意見だ。