アルゼンチン対スイス 寸評
決勝トーナメント1回戦、アルゼンチン対スイスの一戦は、お互い人数をかけて攻めないために、やや決定機の少ない試合展開になる。攻撃は基本的に個人技頼みで、アルゼンチンはメッシやディ・マリア、スイスはシャキリを中心に、相手のペナルティボックス侵入を図るが、なかなか得点は決まらない。
後半は、アルゼンチンが完全に主導権を握り、良く攻めたものの、結局90分では、勝敗が決まらず、延長戦に突入する。
すると、両軍足が止まり始めたのもあり、ややオープンな展開になる。ただ、守備陣がギリギリのところで集中力を切らさないために、スコアは動かない。PK戦にまでもつれ込むかと思われた延長後半13分、ようやく得点が決まる。メッシがドリブルで中央を切り裂き、スルーパス。それに反応したディ・マリアが落ち着いてゴールに流し込み、アルゼンチンが先制する。
スイスは、同点に追いつこうと猛攻を仕掛け、ポスト直撃のシュートを放つも、結局決めきれず。1-0で、アルゼンチンが勝利、準々決勝進出を果たした。
(文:内藤秀明)
【了】
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