「早く出て行った方がいいと言った」
ブラジルのテレビ番組グロボ・エスポルテによると、26日にブラジリアで行われたグループG最終節のポルトガル対ガーナ戦(2-1でポルトガルの勝利)の最中に、ヤゴ・レアルという少年がホテルに隣接する屋根をつたってバルコニーからロナウドの部屋に侵入したという。部屋の中を物色し、写真を撮るなどしていると、帰宅したロナウドと鉢合わせた。ガーナ戦で決勝点を決めたロナウドは同ファンに驚いたとされるが、警備員を呼ばずにサインや写真撮影に応じ、ホテルの外に送り出したという。
少年は同番組のインタビューに対し、「僕がロナウドのベッドに横たわっていたら、本人が帰ってきた。彼は良くしてくれたし、警備員を呼ばないから早く出て行った方がいいと言った」と語った。
ポルトガルは6人の警備員を常駐させ、うち4人がロナウドの護衛についていたが、少年はいとも簡単に夢のような冒険を達成した。
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