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【W杯・試合採点】ブラジル対チリ(ベスト16)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

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ジュリオ・セーザル【写真:Getty Images】

GK 12 ジュリオ・セーザル 8点
 決定機を何度も防ぐ。また、PKでは、最初の2本を止め、流れを引き寄せた。マン・オブ・ザ・マッチ。

DF 2 ダニエウ・アウベス 6.5点
 守備は不安定だが、高い精度のクロスで、何度も決定機を演出した。

DF 3 チアゴ・シウバ 7点
 自身の担当するエリアでは、ほとんど相手に仕事をさせなかった。1点目をアシスト。

DF 4 ダビド・ルイス 7点
 先制弾と、PKの1本目を決めたのは大きい。攻撃面での貢献度の高さは言うまでもないのだが、ボールウォチャーになることが多く、守備が不安定。これは、改善しなければ、今後、戦犯にも成りうるため、気をつけたい。

DF 6 マルセロ 6.5点
 何度も攻め上がるが、決定的な仕事はできなかった。ただ、PK戦では、非常に落ち着いてネットを揺らした。

MF 5 フェルナンジーニョ 5.5点
 攻守共に奮闘したが、やや物足りないパフォーマンス。パス本数12本は少な過ぎる。

MF 11 オスカル 6点
 決して悪いわけではないのだが、グループリーグ3戦目と同様、やや存在感が希薄だった。コンディションが落ちているのかもしれない。

MF 17 ルイス・グスタボ 6.5点
 この日も中盤のフィルターとして、守備で奮闘した。

FW 7 フッキ 5.5点
 最後の最後まで、攻守共にキレのある動きをしたのは確かなのが、1失点目の起点になるパスミス、PKの失敗など、決定的なミスをしたのも間違いない。ただし、グループリーグに比べてコンディションが上がってきているのので、今後の活躍が期待できる。

FW 9 フレッジ 6点
 いい落としなどもあったが、決定的な仕事をできず。

FW 10 ネイマール 7点
 何度も相手の守備網を突破するが、相手のハードマークあり、点だけがとれない。とはいえ、PK戦では、落ち着いて決めて、ブラジルに勝利をもたらした。

交代選手

FW 21 ジョー 4.5点
 ブラジルの後半の攻撃がストップした一番の原因。チリを相手に何もできなかった。試合前のメンタル的な準備を怠ったのか、全く集中できていなかった。

MF 16 ラミレス 5,5点
 守備ではハードワークしていたのだが、攻撃は単調なパフォーマンス。

MF 19 ウィリアン 5.5点
 攻撃面でインパクト残せず。しかも、PKを外した。

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