アルジェリア対ロシア 寸評
グループH、最終戦、アルジェリア対ロシアは、個の力で崩すアルジェリアと、組織で崩すロシアという対極的な攻撃をする2チームの対戦になった。まず、主導権を握ったのは、ロシア、6分にココリンのゴールで先制する。アルジェリアも、ドリブルが起点になり、攻め続けるが、得点には至らない。
前半は、アルジェリアは得点を奪えなかったものの、後半15分に決定機を迎える。セットプレーから、質の高いクロスがボックスに送られると、この日何度も惜しいシュートを放っていたスリマニが打点の高いヘッドでゴール。アルジェリアが追いつく。
その後、未だ勝ち点1のため、勝利が欲しいロシアが試合を支配するが、既に勝ち点3があり、引き分けでも問題ないアルジェリアは、全員が引いて守る。勝利を目指すロシアは何度もゴールに迫るが、最後まで崩しきれず試合終了。1-1の引き分けで、勝ち点を4まで積み上げたアルジェリアの決勝トーナメント進出が決定した。
(文:内藤秀明)
【了】
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