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ブラジルの地元警察が障害者席でW杯を観戦した健常者を調査

正規料金より高く売ると犯罪とみなされる

 テレグラフ紙によると、警察は複数の車いすファンが立ち上がって歓喜したとされる映像を防犯カメラやソーシャルメディアから収集し、調査しているとされる。

 このファンらは闇市で障害者席のチケットを購入したと見られており、この他にも引退した高齢者のために設けられた席に若者が座る姿も目撃されているという。

 ブラジルではダフ屋行為でチケットを正規料金より高く売ると犯罪とみなされ、最大で4年の懲役刑が科される。地元のダフ屋では正規の10倍の値(約17万円)が付けられており、警察は不正ルートで購入した複数ファンへの取り調べを行い、連日逮捕者も出ている。

 日本人ファンもダフ屋行為で19日に拘束されたと報じられたが、正規料金より安く売ろうとしたため無罪となった。

【了】

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