日本にとってお手本ともいえる国がある
他の例としては、2006年のドイツ大会では、ウクライナ代表が初戦を0-4と落としながらも、4-0、1-0と勝って決勝トーナメント進出。結局、ベスト8まで進んだ。2006年にはガーナ代表も初戦を0-2で落としながらも、2-0、2-1と連勝しグループリーグ突破を果たした。
とはいえ、この3国はいずれも初戦黒星後に2連勝したもの。第2戦を引き分けた日本には当てはまらない。しかし過去、初戦を1-2で負け、第2戦を引き分けで終えながらも、最終的にベスト4まで勝ち上がったという、日本にとってお手本ともいえる国がある。
それが2002年のトルコ代表だ。
初戦をブラジル代表に1-2で落とし、第2戦をコスタリカ代表で1-1とドロー。グループリーグ突破が絶望的かと思ったが、第3戦を3-0で中国代表に勝ち、グループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦で日本代表に勝ち、ベスト4まで進み、3位入賞を果たした。
初戦を1-2で負け、第2戦を引き分けで終えながらも、ここまで進んだ実例がある以上、あきらめる必要はないはずだ。
【了】
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