「弱々しいキャプテン、ラームが2対1となるミスパスでラストパスを送る」
ドイツ代表自体に対しては、ちやほやされた開幕戦の素晴らしいサッカーは到底見られなかったといったような、少し厳しい評価をしている。グループリーグで敗退を喫することとなったスペイン、イングランドの事例を挙げながら、「クリンスマンに対する1つのフィナーレ」とアメリカ代表戦に向けて気を引き締めている様子だ。
デュッセルドルフ・エクスプレス日曜版もスポーツ欄で「救済の宙返り(Der Rettungs-Salto)」と大きな見出しで、また写真の中ではクローゼが宙を舞っている。記事の中ではガーナ代表との試合を「エモーショナルなジェットコースター」と表して、「最後に我々のストライカー『おじいちゃん(Opa)』が救う」と、36歳のベテランが愛着を持って記された。
ドイツ代表については、「対ポルトガル代表のようにそこまでぴりっと熱心に職務を行わない」とされて、特に主将のラームについて「よりによって、昨日の弱々しいキャプテン、フィリップ・ラームが2対1となるミスパスでラストパスを送る」とかなり手厳しい。
「木曜日にはクリンスマンのアメリカに対して16強のチケットのために少なくともドローに持ち込まなければならない」と、デュッセルドルフ・エクスプレスもクローゼを讃えながら、気を緩めてはいない。
ドイツ代表の、ブラジルの地での最初の決戦はすぐそこに迫っている。
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