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【W杯・試合採点】ポルトガル対アメリカ(グループG)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

アメリカ代表の採点

GK 1 ティム・ハワード 6.5点
 失点シーンはどちらもノーチャンス。それら以外は、素晴らしいセービングをみせた。

DF 5 マット・ベスラー 6.5点
 いいインターセプトもあり、守備で貢献した。

DF 7 ダマルカス・ビーズリー 5点
 パスミスが多い。また、ナニのスピードについていけなかった。そして最後には、ロナウドに対する寄せが甘く、簡単にクロスをあげさせ、失点した。

DF 20 ジェフ・キャメロン 5点
 ほとんどの時間帯良いパフォーマンスだったが、最初と最後にミスを犯し、その両方が失点に繋がってしまった。1失点目では、クリアミスをして、2失点目はで、ボールウォチャーになっていた。

DF 23 ファビアン・ジョンソン 6.5点
 ウイングと連動して攻め上がり、シュートまで持って行く。ジョンソンの積極的な攻め上がりが、チームに勢いをもたらした。しかし、ラストプレーの失点シーン、自分がバレラに追いつけないなら、キャメロンにコーチングして、マークを受け渡すべきだった。

MF 4 マイケル・ブラッドリー 6.5点
 決定機は外してしまったが、何度も強烈なシュートを放ち、ポルトガルにとって怖い選手になっていた。

MF 11 アレハンドロ・ベドヤ 5.5点
 決定機を選出できず、途中交代。

MF 13 ジャーメイン・ジョーンズ 7.5点
 中盤でハードワークして、攻守に貢献。しかも、目が覚めるようなスーパーゴールを決めた。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ。

MF 15 カイル・ベッカーマン 6.5点
 パスは得意ではないが、潰し屋として、最終ラインの前に君臨した。

MF 19 グレアム・ズシ 7点
 状況判断もクロスの質もよい。2点目のシーンでは、普通なら、焦ってシュートにいくところを、冷静に押し込むだけのクロスをデンプシーに供給し、ゴールを演出した。

FW 8 クリント・デンプシー 7点
 抜け出しのタイミングや、ワンタッチの落としがよかった。また、得点という結果も残した。

交代選手

DF 2 デアンドレ・イェドリン 6.5点
 いい攻め上がりで、逆転弾の起点になった。

DF 3 オマール・ゴンサレス
 出場時間が短いため、評価不可。

FW 18 クリス・ウォンドロウスキ
 出場時間が短いため、評価不可。

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