山口蛍を絶賛
アス紙は「日本対ギリシャ戦は、今回W杯の中でおそらく最悪の試合だった。両者とも負けるなどという贅沢は許されない状況で、最終的に無駄にスコアレスドローに終わった」と容赦なく断じた。
「全く性質が正反対の代表同士が戦った。ザッケローニはボール扱いの巧さに賭けたが、ゴールを見つけるのに苦労している。一方、サントスのチームはボールなしでも快適にプレーし、カウンターを探す策をとっている」と分析した。
とはいえ、この同じアス紙が試合当日の予想分析欄にある注目選手として山口をあげ、「いずれ、ヨーロッパにくることになるだろう。どうしてまだ、欧州にいないのかがわからない非常に優秀な選手。日本の逸材」とべた褒めしていたことも付け加えておこう。
ほめる時は積極的にほめ、批判する時は情け容赦なく断じるのが、よくも悪くも、スペインメディアの性格なのだ。
果たしてどのような審判が最後の3試合目に下されるのだろうか。先日、スタンドの日本人ファンが全員、ゴミを持ち帰るとスペインメディアが日本人サポーターの礼儀正しさに感服し、国内で大きく報道されていたが、今度はスタンドだけでなく、ピッチ内の日本人選手も賞賛を浴びられるような試合を是非、期待したいところだ。
【了】
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