ギリシャ戦から一夜明けた現地時間20日、日本代表はベースキャンプ地イトゥで全体練習を行った。

練習後、報道陣の取材に応じたDF酒井宏樹は、2試合とも出番が無かったが「出ても出てなくても全力で戦っている。いつ出てもいい状態に準備は出来ている」とモチベーションを高く保っているようだ。

　ギリシャ戦では数的優位に立ち、ポゼッションでも圧倒しながら無得点に終わったが「1人少なければ支配できるのは当たり前。相手が引いてくることも当たり前。時間稼ぎすることも予想できた中で１点を取らなければいけない」と厳しい口調で反省を口にした。

　それでも、“自分たちのサッカー”に関しては「スタンスを変えるつもりは無い。格下に負けることもあったし格上にも勝ってきた。やり方が間違っているとは思わない」と、今後もブレないことを強調した。

　グループリーグ最終戦のコロンビア戦では、わずかながら突破の可能性が残っているだけに「内容が悪くても結果を出したい。戦った選手は出ていない選手より切り替えが長くかかるもの。だからこそ出ていない選手が盛り上げる必要がある。それがW杯であるべき姿」とチームをサポートする意志を示した。

【了】

関連リンク

代官山蔦屋書店、初のサッカートークイベントついに開催！
【ダイジェスト動画】ギリシャ戦　日本代表・大久保嘉人選手インタビュー
【ダイジェスト動画】退場者を出したギリシャを攻め込むも、日本代表は得点を奪えずスコアレスドロー
Fチャンワールドカップ2014ブラジル大会特設ページ
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
日本代表・山口蛍の『判断力』の磨き方
前セレッソ大阪監督『レヴィ―・クルピ』名伯楽が初めて明かす「若き才能の磨き方」
タイトルという形で恩返しを
柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル
大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル