カメルーン対クロアチア 寸評
グループA、クロアチア対カメルーンの一戦は、中盤のパスワークと、身体能力を活かした守備がぶつかる好ゲームが期待できる一戦。試合はまず序盤に動く。前半11分、クロアチアは、オリッチのゴールで先制に成功する。
その後、試合は均衡する時間帯が続くが、そんな魅力的な試合は一人の選手の愚行によって、突如破壊される。前半40分、ソングが暴力行為で一発退場し、カメルーンは数的不利になってしまったのだ。
以降、均衡は崩れ、クロアチアが主導権を握る。すると、クロアチアは後半3得点を奪い、カメルーンを圧倒。4-0で勝利し、第三戦メキシコ戦に決勝トーナメント進出の可能性を残した。一方、カメルーンは2連敗でグループリーグは痛い。試合終盤には味方同士で小競り合いが起こるシーンもあり、チーム状況の悪さが際立ってしまった。
(文:内藤秀明)
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