チリ対スペイン 寸評
グループB、チリ対スペインの一戦は、予想通り、スペインがボールを保持し、チリは守ってからのカウンター、という展開になる。
しかし、どうもスペインは噛み合ない。一人一人のパスがズレることが多く、結果、ダイレクトでのパスがつながらない。そんな、スペインの綻びをチリは見逃さなかった。
前半20分、チリは、シャビ・アロンソのパスミスを奪い、カウンターで先制し、43分には、カシージャスがはじく方向を間違え、こぼれた球を押し込み、追加点を決めた。
後半に入り、デルボスケ監督は、次々に選手交代を試みるが、ズレ始めた歯車は再び噛み合わず、そのまま試合は終了。チリは2-0で勝利し、決勝トーナメント進出。スペインは、前回王者にもかかわらず、グループリーグ敗退が決まった。
(文:内藤秀明)
【了】
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