両紙とも最高点は本田。最低点は香川
ドログバ投入後に日本のラインが押し下げられたことは、TVで生中継を担当した解説者も指摘していた。
この日解説についていたのは現役時代ラツィオで活躍し、ミハイロビッチがカターニアとサンプドリアで監督をしていた時には助監督も務めていたダリオ・マルコリン氏。
前半については「最終ラインは機能している。全体にコンパクトな3ラインを敷かせ、圧力のあるFWを擁する相手に対しても良くラインを上げられているものだ」と褒めていた。
ただ、ドログバがいなかった時点から「CB陣がFWの突進に対し、フィジカルコンタクトに怯み対処が遅くなっているシーンも目立つ。こういうところから綻びは起こる」と予言めいた指摘をしていた。
最後に、ガゼッタ、コリエレ両紙による日本の全選手の評点を紹介する。
【ガゼッタ・デッロ・スポルト】
川島5.5、内田6、森重5、吉田4.5、長友6、山口6、長谷部5.5(遠藤5)、岡崎5.5、本田6.5、香川4.5(柿谷・評点なし)、大迫5(大久保5)、ザッケローニ5
【コリエレ・デッロ・スポルト】
川島5.5、内田7、吉田6、森重5.5、長友6、長谷部6.5(遠藤5)、山口6、岡崎6、本田7、香川5(柿谷・評点なし)、大迫6(大久保5.5)、ザッケローニ6
【了】
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