62分のドログバ投入がターニングポイント
ブラジルW杯グループC、対コートジボワール代表戦の日本代表をドイツのスポーツ誌はどのように見たのか。
ブラジルW杯グループC、対コートジボワール代表戦の日本代表をドイツのスポーツ誌はどのように見たのか。
「(Perfekter Start der Elefanten gegen passive Samurai)消極的なサムライに対するエレファンツの完璧なスタート」という小さな見出しを、Kicker電子版は、コートジボワールが日本に2-1のスコアで逆転勝利を収めた試合にまずつけた。
そして、同試合に対する「Analayse(分析)」のコーナーでは、「Drogbas Auftritt verleiht Flugel(ドログバの登場が翼を与える)」とした。
SportBild電子版は「Drogba-Einwechslung weckt Elfenbeinkuste auf(ドログバがコートジボワールの目を覚まさせる)」と見出しをつけ、両誌ともにドログバの62分の投入をターニングポイントと見ている。
Kickerは序盤について、まず「Langes Abtasten zu Beginnen(始めるまでの長い手探り)」とし、「ザッケローニは明らかに選手たちに『イタリア式の戦術』を指示した」と記した。日本代表はディフェンスに専念しながら手堅くゲームに入ったと見ている。
「組織立った『Blauen(ブルーたち)』はまれにハーフウェイラインを超えて思い切って出掛けた」
Kickerは、監督がイタリア人であることもあってか、「カテナチオ」のようなスタイルを開始直後の日本代表に見て取ったようだ。