アルゼンチン対ボスニア・ヘルツェゴビナ 寸評
アルゼンチン対ボスニア・ヘルツェゴビナの一戦は、両軍共に、やや守備的な選手選考で挑んだ。しかし、初出場のボスニアは、オウンゴールという非常に不運な形で、前半3分に失点を喫する。その後、お互い守備的なメンバーというのもあり、決定機はほとんどなく前半を折り返す。
そして、後半開始と同時に動いたのは、アルゼンチン。ロドリゲス、カンパニャーロを下げて、イグアイン、ガゴを投入。システムも5-3-2から、前線にメッシ、アグエロ、イグアインという攻撃的な選手を並べる4-3-3に変更する。
すると、アルゼンチンは徐々にボスニアを押し込むようになり、後半20分には、メッシが得意のカットインからゴールを決めて、スコアの差を2点に広げる。
ボスニアも失点直後に、イビシェビッチを投入し、システムを4-2-3-1から4-4-2に変更。前線の枚数を増やす。ボスニアはこの采配が当たり、後半39分には、イビシェビッチが一点返すが、反撃もここまで。2-1でアルゼンチンが勝利し、勝ち点3を手にした。
(文:内藤秀明)
【了】
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