ミスが多かったパロッタ以外には高評価
選手の評点は、ガゼッタ・デッロ・スポルトがバロテッリとピルロ、そして故障したブッフォンの代役として急遽ゴールマウスを守り、好セーブを連発したシリグーに最高の7.5。
先制点を挙げたマルキージオやカンドレーバにも7が付いており、他の新聞でも大体同様の評価となっている。ただ、ミスを連発していた代表3試合目(!)のパロッタについてガゼッタは4.5。
「簡単なパスをミスし、あとはドリブルでも狙われていた。(イタリアに帰された)ラノッキアではダメだったのか?」と酷評で、デビューのスペイン戦でなかなかのパフォーマンスを繰り広げていたことは忘れられていた模様だ。
RAIとともにTV中継を担当した衛星放送SKYでは、スタジオコメンテーターを務めたアレッサンドロ・コスタクルタが「選手たちはみんな素晴らしかったし、改めて(プランデッリ)監督は凄い。この結果に驚きはない」と絶賛。
一方ジャンルカ・ビアッリは「ボールポゼッションが気に入った。本大会では試合中どれくらいまでフィジカルコンディションをキープ出来るかが鍵となっているが、イタリアのポゼッションはその意味でも有効だった」と評していた。
明るいニュースの一方、新たな不安はブッフォンの故障だった。「ブッフォンの疑惑 これでW杯は終了?(コリエレ・デッロ・スポルト)と不安視されているが、プランデッリ監督は「次の試合でプレーする」と語っていた。
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