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【W杯・試合採点】イングランド対イタリア(グループD)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

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クラウディオ・マルキージオ【写真:Getty Images】

GK 1 ジョー・ハート 6.0点
 2失点共にノーチャンスだった。

DF 2 グレン・ジョンソン 6.0点
 暑さのためか、持ち味の攻め上がりは少ない。また、上がっても、いいクロスが多いわけではなかった。ただ、守備は無難にこなした。

DF 3 レイトン・ベインズ 5.5点
 攻め上がりのシーンはそう多くはなかったが、ルーニーに絶妙なスルーパスを出すシーンも。ただ、失点のシーンでは、戻ってくるべきウェルベックのサポートがなかったとはいえ、やや軽い守備だった。

DF 5 ガリー・ケーヒル 5.0点
 2失点目のシーンでは、バロテッリにつききれなかった。

DF 6 フィル・ジャギエルカ 6.0点
 大きなミスはなし。前半終了間際には、ギリギリのところで、バロテッリのシュートを防ぐ好プレーも。だが、失点のシーンは、ベインズのサポートにいってもよかったかもしれない。ただ、行ったら行ったで、バロテッリとケーヒルがゴールに近い位置で、一対一になってしまうため、評価がわかれるポイントだ。

MF 4 スティーブン・ジェラード 6.0点
 ロングボールを両サイドにちらし、組み立てに貢献。しかし、守備は少し、相手との距離感が遠く、自由にプレーさせすぎた。

MF 14 ジョーダン・ヘンダーソン 6.0点
 中盤でハードワーク。攻撃ではアクセントになれなかったが、最低限の仕事はこなした。

MF 19 ラヒーム・スターリング 7.0点
 90分、積極的に仕掛け続け、違いを作り続けた。

FW 9 ダニエル・スターリッジ 7.0点
 積極的にゴールを狙い、得点も決めた。

FW 10 ウェイン・ルーニー 6.0点
 アシストは素晴らしかったが、運動量が少なく、存在感が普段に比べて希薄だった。

FW 11 ダニー・ウェルベック 5.5点
 攻撃では、パスワークも突破も素晴らしかった。しかし、本来スタミナも強みのはずだが、運動量が少なく、守備での貢献が少なかった。失点のシーンも、攻守の切り替えがおそく、ベインズをサポートできなかった。

交代選手

MF 7 ジャック・ウィルシャー 5.0点
 無謀なドリブルを仕掛けて、とられるだけだった。

MF 20 アダム・ララナ 6.0点
 いいボールの受け方をし、ドリブルを仕掛けた。交代選手としてアクセントにはなっていたが、結果は残せなかった。

MF 21 ロス・バークリー 6.0点
 積極的にドリブルを仕掛け、惜しいシュートも放った。

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