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コートジボワール戦直前プレビュー。注目ポイントはサイドの攻防。長友&内田、SBの守備がカギを握る

text by 神谷正明 photo by Getty Images

ヤヤ・トゥーレ&ドログバは先発の可能性も

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ヤヤ・トゥーレは先発か【写真:Getty Images】

 ヤヤ・トゥーレはけがの状態に関する報道が度々流れ、ドログバも12日の練習でひざを痛めたという情報が入ってきたが、2人とも前日練習の公開された時間ではチームと同じメニューをこなしていたため、プレー可能な状態にありそうだ。

 ラムシ監督も会見で「誰もが100%であるとは言えないが、全員がプレーできる状態にはある」と話している。ザックジャパンとしては、センターバックがサイドにつり出されるような形を作られないようにしたい。

 ただ、前線からプレスでコースを限定し、サイドでボールを刈り取るというのはザックジャパンが守備で狙いとしている形の1つでもある。

 かわされて裏を使われるのを恐れてばかりでは自分たちの特徴を出せないし、ザックジャパンは自陣で受け身になると相手の攻撃を凌ぎきるのが難しくなる。それは昨年のコンフェデレーションズカップを始め、これまで何度も見られてきた傾向だ。

 無闇に前に出ていくことは控えなければいけないが、その一方で自陣で待ち構えているだけでも苦しい。日本の選手たちには判断の質が求められる一戦になる。

 サイドの攻防はこの試合の注目ポイントの1つになるだろう。

【了】

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