試合の焦点はどこにあるのか?
そして12日のトレーニングでは、非公開の練習中にドログバがひざを痛める一幕があったそうだ。しかし、13日の試合前日の記者会見で、ラムシ監督は「100%ではない選手もいるが、全員がプレーできる状態だ。
スタメンは明日になればわかる」と述べた。その後のトレーニングでも、ヤヤ・トゥーレ、ドログバはチームメイトと共にウォーミングアップや、パス&コントロールのメニューをこなした。プレーは可能な状態に思えるが、果たして。そして、そこから練習は非公開へ移った。
この試合を占う上では、どちらがストロングポイントを発揮できるか、そこが最大の焦点になるだろう。日本はジェルビーニョやドログバをピッチ上から消したい。逆にコートジボワールは、日本の高い位置からのプレッシングを押しのけてサイドから攻め込みたい。
筆者は点の取り合いになる一戦と予想するが、より多くの点を挙げるためには、上記のようなストロングポイントの差し合いに勝つ必要がある。明日の試合が楽しみだ。
そして今回をもって、コートジボワール密着レポートは終了。レシフェの試合が終わった後、筆者はギリシャの合宿地であるアラカジェへ向かう予定だ。『対戦国レポート』は今後も続けていく。
【了】
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