ヤヤ・トゥーレはブラジル入りしてから練習に復帰
現地時間14日、日本代表はコートジボワールとのW杯初戦を迎える。
今回は『コートジボワール密着取材』の締めくくりとして、彼らの合宿地におけるトレーニングの様子をまとめつつ、初戦のシミュレーションをお送りする。
4日にアメリカで行われたエルサルバドルとの試合に2-1で勝利したコートジボワール代表は、6日の夜、ブラジルの合宿地、アグアス・デ・リンドイアに到着した。長時間の飛行機移動に加えて、空港から3時間弱のバス移動を強いられたことで疲労の色が濃く、その日はトレーニングなし。翌日も1時間弱のランニング調整となった。
そして8日、アグアス・デ・リンドイアの地元ファンを迎え入れ、冒頭20分程度ではあるが、一般公開のトレーニングが行われた。残りは非公開。このとき、ケガを負っていたヤヤ・トゥーレもすでにチーム練習に復帰していた。
9日のトレーニングは冒頭20分のみ、メディアに対して公開された。軽いウォーミングアップの後、左サイドを使って2対2のチャレンジ&カバーを黙々とこなす守備練習。その後はダッシュ系のフィジカルトレーニングを行ったが、ヤヤ・トゥーレ、ジェルビーニョ、ティオテの3人は負荷の高いトレーニングを避けて別メニューへ。その後は非公開となったが、戦術トレーニングを行っていたそうだ。
10日のスケジュールは、記者会見からスタート。この日は日本のテレビ局を中心としたメディアが大挙してやってきた。会見に出席したのはラムシ監督、コロ・トゥーレ、ゾコラの3人。
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