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【W杯・試合採点】チリ対オーストラリア(グループB)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

チリ対オーストラリア 寸評

 2戦目以降、スペイン、オランダと戦う必要がある両軍は、決勝トーナメント進出に希みを繋ぐには、この試合は絶対に勝たなければいけない試合。にも、かかわらず、前半の早い段階で、立て続けにゴールが決まる。

12分にサンチェス、14分にバルディビアが得点を決め、チリは有利に、オーストラリアは窮地に陥る。しかし、35分に、オーストラリアのベテラン、ケーヒルが得意のヘッドで一点返すと、試合は再び均衡しはじめる。
 
チリは、短いパスを中心にその後も攻めるが、組織が完成しているわけではないようで、微妙に最後の部分で噛み合ない。スコアは動かずに、時間だけが過ぎ、そのまま試合が終了する思われたアディッショナルタイム、途中出場のボセジュールがミドルを決めて、だめ押し。下馬評通り、チリが3-1で勝利をおさめた。

(文:内藤秀明)

【了】

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