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【W杯・試合採点】スペイン対オランダ(グループB)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

オランダ代表の採点

GK 1 ヤスパー・シレッセン 7.5点
 ファン・ペルシーの同点弾の直前、シルバのループとめる。もし、ここで決められていたら、オランダの大勝はなかった。そういう意味では、このセービングが、勝負の分かれ目だったのかもしれない。

DF 2 ロン・フラール 6.0点
 潰しや、空中戦は強いが、スピードのなさを露呈。前線の攻撃力に救われた形。

DF 3 ステファン・デ・フライ 6.5点
 よいマンマークをみせていたが、相手にPKをプレゼントしてしまった。ただ、その後、3点目を決めて、自分のミスを帳消しにした。

DF 4 ブルーノ・マルティンス・インディ 6.5点
 技術の高いスペインの選手達をきっちりマークしておさえた。

DF 5 ダレイ・ブリント 8.0点
 高精度のアーリークロスで先制点、2点目をアシスト。そのキック精度の高さを世界中に知らしめた。

DF 7 ダリル・ヤンマート 6.5
 守備もしっかりとこなした上で、積極的に攻撃参加。守備では、ほとんどミスがなかった。

MF 6 ナイジェル・デ・ヨング 7.0点
 潰し屋としての役割を全う。彼の奮闘なくして、オランダの奇策は成り立たなかった。

MF 8 ジョナサン・デ・グズマン 6.0
 攻守共のリンクマンとして組み立てに貢献するが、そこまで目立つパフォーマンスではなかった。

MF 10 ヴェスレイ・スナイデル 6.5点
 ロッベンやファン・ペルシーのように得点は決められなかったが、3点目、5点目の場面では、アシストで貢献。30代になっても、衰えない技術を披露した。

FW 9 ロビン・ファン・ペルシー 8.5点
 同点弾のシーンでは、後ろからきたクロスをダイレクトで、頭で合わせるという難易度の高いシュートを決める。その後、さらにもう一点追加し、スコアラーとしての絶対的な存在感示し、チームを勢いづけた。マン・オブ・ザ・マッチ。

FW 11 アリエン・ロッベン 7.5点
 逆転弾(2点目)と5点目を決め、勝利に貢献。後半は、キレのあるドリブルでスペインの脅威に。

MF 20 ジョルジニオ・ワイナルドゥム 6.0点
 62分に、デクズマンに代わって入り、リンクマンとしての役割をしっかりと引き継いだ。

DF 13 ヨエル・フェルトマン 6.0点
 77分に入り、トーレスのシュートをギリギリで防ぐなど、スペインに立ち直らせる隙を与えなかった。

FW 17 イェレマイン・レンス 6.0点
 79分に投入される。緩んだ試合でも、積極的に仕掛け、相手ゴールに迫る。また、スナイデルに決定的なチャンスをお膳立てした。

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