ヤヤ・トゥーレは別メニュー調整
そして、もうひとつ注意しなければならないポイントは、カウンター。特に日本のCKが跳ね返された後のカウンターだろう。
コートジボワールはジェルビーニョを最前線に残し、クリアと同時に、怒涛の勢いでティオテ、ヤヤ・トゥーレ、カルーらが飛び出して行く。このカウンターは迫力満点。彼らの攻め上がりについていけなければ、この形からの失点もあり得る。
また、カウンターの威力を増すためには、今季プレミアリーグのスウォンジーで活躍したFWボニーも有効な選択肢だろう。コートジボワールにおいて、サッカー選手以上の存在とも言えるドログバがスタメンを外れることは、にわかには信じがたいが、36歳という年齢を鑑みて、90分の起用を避ける可能性はある。
また、練習の冒頭、選手たちがピッチでボールを蹴り始めると、ハムストリングの負傷で日本戦の出場が危ぶまれていたヤヤ・トゥーレは、エアロバイクにまたがり、ペダルを漕ぎ始めた。
別メニュー調整かと思われたが、2分ほどで切り上げ、そこからはウォーミングアップや戦術トレーニングなどチーム練習へ合流。ところがその後、足に違和感を訴え、再び別メニュー調整へ。日本戦の出場については未だ不透明だ。
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