日本代表のアルベルト・ザッケローニは10日、ブラジルW杯のベースキャンプ地イトゥで行われた記者会見に出席した。
ザンビア戦では2得点を挙げたものの、テストマッチではコンディションの悪さを不安視され続けた本田圭佑について問われると「最高のコンディションに持ってきてくれることを祈っている」と語った。
さらに、ACミランで満足な結果を残せなかったことについては「ビッグクラブが苦しんでいる状況で内部事情がなかなか落ち着かず、監督も変わり、なかなか難しいシーズンだった思う」と一定の理解を示した。
それでも「彼はピッチ上だけでなくピッチ外でも非常に頭が良く、状況を瞬時に把握できる選手。しっかりとしたパーソナリティも持っているので、そういう意味では色々と理解したのではないか」とプラスの面もあったことを強調した。
そして、「彼が4年間、このチームに貢献してきてくれたものをそのままW杯でも期待したい。大会が進むごとに徐々にパフォーマンスを上げていく可能性が高いのかなと思っている」と厚い信頼を示した。
【了】
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