待機列での割り込み行為、1人での大量購入者が続出
しかし、この日発売されたおでんくんコラボグッズの販売をめぐって現場では問題が起きていた。
コラボ企画を記念して発売されたのは、おでんくんコラボきんちゃく袋、おでんくんコラボアクリルキーホルダー、おでんくんコラボプリントタオルマフラーの3点。すべて数量限定のグッズとなっていたのだが、味の素スタジアムにあるユーロスポーツ店にはその限定品を求めるFC東京ファン、サポーターで行列ができていたほどだった。始発から並んだという猛者も居たようだ。
しかし待機列での割り込み行為などが行われ、さらに購入制限を設けなかったために、1人での大量購入者が続出。商品が早々に完売となってしまったのだ。
特に待機列での割り込み行為には、朝から並んでいた多くのサポーターは不満が爆発。スタジアム内での販売分も早々に売り切れとなり、炎天下で並んでいた多くのサポーターが購入できない状態となってしまったのである。
その後、商品をネットオークションで転売するものも現れたが、そこからクラブ側の動きは早かった。
翌日2日のHPには「おでんくんコラボグッズ販売について【お詫びと受注販売のご案内】」というタイトルでFC東京の阿久根社長が謝罪。購入希望者の数を把握できなかったことと原因とし、翌日から受注生産で購入受付を開始することを発表した。
これにより事態は収束した模様だが、森重とおでんくんの人気ぶりは予想外だったようだ。
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