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日本代表 10年前

日本、点の取り合いを制し4-3でザンビアに勝利。課題も手応えも掴んでW杯本大会へ臨む

text by 編集部 photo by Getty Images

「ザンビアは組織的な守備が出来ない」。一気に逆転でW杯へ

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同点ゴールを決めた香川【写真:Getty Images】

 後半で逆転したい日本は、柿谷に代えて大久保嘉人を1トップの位置に起用。

 さらに、後半14分には今野泰幸に代えて森重真人、岡崎に代えて大迫勇也を投入。大久保が右サイドに回り、大迫が1トップに入った。

 ハーフタイムに話を聞いた神谷正明氏が「ザンビアは、多くのアフリカ勢と同じく組織的な守備が出来ない。身体能力の高さでカバー出来るので、致命傷にはなっていないが、時折穴が生まれている」と言っていたように、日本もその穴を狙うことで香川がフリーで抜け出すシーンも作ったが、得点には至らず。

 それでも同28分、左サイドの香川がゴール前の大久保へ送ったクロスがそのままゴールネットに吸い込まれ2-2。さらに直後の同30分、森重が入れたグラウンダーのクロスに本田が飛び込んで3-2と一気に逆転した。

 その後、さらに得点を決めるべく香川に代えて“秘密兵器”齋藤学をついに投入。

 試合終了間際にザンビアのミドルシュートから失点し3-3と追いつかれるが、すぐに青山からの縦パスを受けた大久保がゴールを決め、再度日本が突き放し、4-3で試合を終えた。

 コスタリカ戦に続いて後半に逆転して勝利を収めた日本代表。そして、次戦はいよいよ日本時間15日10時にキックオフを迎えるW杯初戦コートジボワール戦だ。

【了】

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