日本代表は現地時間4日、米フロリダ州クリアウォーターの運動施設でザンビア戦に向けてトレーニングを行なった。
鹿児島・指宿合宿で右ひざを痛めて以来ずっと別調整が続いていた酒井高徳が、メディア公開されたウォームアップ時に全体練習に参加。ボールを使ったメニューでは時折笑顔を見せ、久しぶりにチームの輪に加わったことを楽しんでいる様子だった。
また、コスタリカ戦の前日練習の途中でメニューから外れ、翌日の試合もベンチの外からチームメートを見守っていた長谷部誠も全体メニューに合流した。
ただ、原博実・専務理事によると、非公開になった後の練習では酒井高と長谷部は別調整に。酒井高はダッシュなどひざに負担のかかるメニューを消化し、完全合流に近づいてきているという。
一方の長谷部は軽めのメニューを消化するのにとどまったため、原専務理事はザンビア戦の欠場を示唆。10日後に行われるコートジボワール戦への出場も雲行きが怪しくなってきた。
朝に微熱が出て午前の取材対応をキャンセルした岡崎慎司は、すでに熱は下がった状態だが、大事を取って午後のトレーニングも欠席した。
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