渋い“スパーズ女子”。アシスタントコーチへの愛情を謳う
それにしても、よく晴れた気持ちいい週末の午後にフットボール番組の収録を見に行こうという筋金入りのフットボール好きが集まっているだけあって、会場にやってくる人々の服装を眺めているだけで何だか楽しい心持ちになる。
ユヴェントスのネドベド、フラメンゴのロナウジーニョなど、思い思いのユフォームにちょっとした主張を垣間見ることができ、なかには数シーズン前のトッテナムのクラニチャール(それもヨーロッパリーグ仕様)を着ている人もいて、こういうニッチな感じのユニフォームを理解できる人たちが一堂に会する場所もなかなかないよな、などと思う。
ぼくが個人的に選出するMVPはトッテナムのエンブレムと共に「Love Steffen Freund」と大きくプリントされた濃紺のTシャツをお揃いで着ていた女性三人組で、今にもジェットストリームアタックを繰り出さんばかりに意気軒昂であった。
しかし、アシスタントコーチへの愛情を謳っているところが実にマニアックでよろしい。
収録後、お話を伺ったところ、フロイントさんのベンチでのリアクションがファンの間で評判となり、ついにはオフィシャルサイトでTシャツが販売されたとかで、今回お揃いで着てきたTシャツはそのオフィシャルサイトにて購入された由。渋いぞ、スパーズ女子。