順調回復の吉田「今回のW杯はキャリアのハイライトになる」
3月に左ひざを負傷し、5月27日のキプロス戦でようやく実戦復帰を果たした吉田麻也。アメリカ合宿に入ってからメディア対応に応じた際、本人は現時点では「7割くらいのところまで来ている」と順調にコンディションが上がっていることを強調していた。
「あとは90分こなさないといけないと思うし、監督が決めることなので何とも分からないですけど、2試合とも出るつもりでいます。コンディションを上げるというここまでの過程はホントに良い状態で来ている。何も心配してないです。
(ピーク時に比べての違和感?)それはないです。ボールのフィーリングとか、ボールの軌道をいち早く読むっていうのはセンターバックには大事なので、そこら辺の試合勘をもっと高めたいなと思いますね。
ここから暑いところでやらないといけないので、いかに走れるか。今がピークじゃなくても良いと思うんですけど、質の高いプレーを出せるようにしないと。
クロスやセットプレーでのマーク、自陣でのミスからのカウンターっていうのは無くさないといけないと思いますし、攻め込まれた時にはラインを押し上げないといけないと思っています。
もちろん次のテストマッチではキプロス戦よりミスの少ないゲームをやらないといけないし、チームとしてももう少しまとまって守備も攻撃もできるようにならないと。
僕自身、今回のW杯はキャリアのハイライトになると思うし、大会後に『ああしておけばよかった』『こうしておけばよかった』とはならないように、結果を出すために良い準備をすることが大事になってくると思います」