「(日本代表を)もちろん、指揮をしてみたい気持ちはある」
――ブラジル以外に好きな国は?
「スペインのサッカーは好きですね。テクニック的で質の高いサッカーは好きだし、彼らがプレーするのを見るのは好きです」
――好きな選手は?
「やはり質が高い選手が好きですね。その意味ではメッシのプレーを見るのは好き。彼のところからは何でも起こり得る。ネイマールもそういうスタイルですよね。まさに予測不能。メッシは技術的にも高いし、ボランチのようにインターセプトでも貢献できている。現代サッカーの“カガミ”ではないかと思います」
――最後に、日本代表監督への思いを伺いたいのですが。
「もちろん、指揮をしてみたい気持ちはあるし、それは大分時代から常に言っていることです。私自身、日本サッカーとマッチングできたと考えています。日本で指揮している時間が長いので、他でもない日本人の特長をしっかり生かすことができるだけの経験・理解があると思っています。
代表監督というのは、自分の仕事で国を代表できる。自分がそこで働くことでその国が輝くという部分もあります。また、W杯に出たいのであれば、やはり代表監督にならないと立つことができません。その意味でも様々な魅力があるのではないかと思いますね」
【了】