「オスカルはW杯でかなりやってくれるのではないか」
――W杯の大会全体を展望してもらえますか。
「優勝候補はやはりブラジル。ただし、ブラジルを除けばドイツが優勝候補になると思う。ドイツは現在のスペインよりも実力が上だと思います。ドイツサッカー界は“リニューアル”しました。
以前までロングボールなどのパワープレーというイメージだったが、今はまったく違います。特長そのものが変わった。そこには下部組織などを含めたプロセスがあり、植えた種を今収穫しているという状態だと思います」
――ブラジルについて。ブレイクしそうな選手、注目選手など。
「オスカルはW杯でかなりやってくれるのではないかと思う。テクニックが高いし、想像力もあるし、非常に興味深い選手ですよね。あとは、フッキ。彼はJリーグで最多レッドカードという記録があるはずです(笑)。
(相手DFが)ファウルでしかとめられないから、ストレスがたまったのかもしれませんね(笑)。あとはドイツのゲッツェ。レベルが高い選手ですよね。フレッジはケガをしてしまったのでちょっと心配。W杯で彼の特長を出せるかと言えば、ちょっと疑問ですね。ジョーの方がいいかもしれない」