驚きではなくなった日本人のドイツ移籍。確実に戦力として計算
もはや茶飯事である。日本人選手がブンデスリーガのクラブと契約することは、今や特に驚くべきことではなくなった。新たなシーズンの到来とともに、とあるクラブにスイス人、オランダ人がやってくるように、日本人もドイツの地に足を踏み入れる時代になった。
つまり、今や日本人選手は純粋に、あるポジションを巡る競争への参加者と見なされようになっている。
5月25日、ブンデスリーガ1部ヘルタ・ベルリンは公式HPで「GENKI HARAGUCHI WECHSELT NACH BERLIN(ゲンキ・ハラグチがベルリンへと移る)」とし、浦和レッズ所属・原口元気の移籍加入を発表した。期間は2018年6月30日まで、4年間の複数年契約である。
同記事は移籍金の額を明らかにはしていない。また同日、浦和レッズも公式HPにて原口のヘルタへの移籍を発表している。
翌26日、ベルリンの地元誌B・Z(Berlins grosste Zeitung)は、スポーツ欄にて「Bei Hertha rollt die japanische Energiekugel(ヘルタにて日本のエネルギッシュな弾丸が走る)」とし、原口の移籍を報じた。B・Zによれば、移籍金の額は推定で50万ユーロ(約6900万円)とのことである。