内緒話で言ったつもりが、テリーの妻に聞かれてしまった
テリーを激怒させたのは、ロンドン郊外のキングストン・アポン・テムズのデパート「ベントール」の中にあるファッションブランド「オールセインツ」で働く23歳の女性服飾店員エリシャ・ラムさんで、この事件後に停職処分に科された。
ラムさんはテリーを笑顔で店に迎え入れたが、その直後に同僚スタッフに向かって「実物はイケメンだけど、豚なのよね」と内緒話で言ったつもりが、テリーの妻に聞かれてしまったと言う。
直後に妻がテリーに告げ口すると、憤慨したテリーが店長を呼び出して謝罪を要求。ラムさんも涙ながらに謝罪させられたと言う。
ラムさんは同一部始終について次のように語っている。
「テリーの妻がどんな人か知らなかったし、近くにいたのも気づかなかった。彼女は私をにらみつけ、去って行った。あの後はかなりへこんだわ。その後、テリーがやってきて『妻の前で君に豚呼ばわりされるのはありがたく思わない』と言われた。私は『オーマイゴッド』と言い、子供みたいに謝り続けたけど、最後はキレて『恥さらしのくせに』と言ってしまったわ」
その後、オールセインツからはテリーに宛てた謝罪の手紙が送られたという。
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