起爆剤になるのはこの男か
23名のうち上位に注目すると、3位は15000票を集めたFW岡崎慎二。ドイツ・ブンデスリーガのマインツでは、1シーズンで15得点をあげるなど絶好調。海外組がチームで苦戦しているなか、ひとり気を吐いていただけに期待がかかる。
2位は約16000票の香川真司。
こちらはチームで不調だったゆえの期待だろう。マンチェスターユナイテッドでは不遇をかこい、海外移籍後、初となるシーズン無得点だった。そして香川にとっては、これが初めてのワールドカップとなる。前回の南アフリカ大会では23人のメンバーに漏れて、サポートメンバーとしてチームに帯同した。その悔しさをはらす舞台でもある。
そして1位は…サプライズ選出の大久保嘉人である。全体の20%にあたる20000票超えを獲得。昨年のJリーグ得点王であり、今季も8得点と好調をキープ。その実力に疑いはないだろう。
南アフリカ大会では主力を担っていたベテランのため、現在のレギュラー陣とのコミュニケーションにも問題ないだろう。セレッソ大阪では香川真司と、ドイツ時代には長谷部誠と同僚だったため、ピッチ外でも彼らにとっての良い兄貴分にもなれそうだ。
やはり本大会での起爆剤になるのはこの男か。なお4位は本田圭佑の約9300票だった。大久保は、本田の倍以上の期待を背負っているともいえるかもしれない。
【了】
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