「自分も若手には負けてられない」
――もし予選通過できた場合、日本と当たると思われるのは、ウルグアイ、イングランド、イタリアと強豪国が揃っていますが、そこまでは考えますか?
「そうなった時も考えています、もちろん。やっぱり楽じゃないなというか、ワールドカップを戦い抜くっていうのはそんなに簡単なことじゃないなと思いますし、ただでもそこで勝つことができれば、逆にチャンスがあると思うんで。
今の時点ではそこは考えてなくて、グループリーグを突破することしか考えてないですけど、でも突破できたときには、やっぱりそことやる覚悟も今は持っとかなきゃいけないのかなと思いますね」
――2012年のロンドンオリンピックでも日本が4位に輝いたように、若手が頭角を現してきています。メンバーにも選出されるようになって、一緒にプレーしてどう感じますか?
「やっぱり凄くレベルが高くなっていると思うし、自分なんかよりも上手い選手はいっぱいいると思う。凄く色んなタイプが出てきたなと思うので、日本代表にとっては頼もしいこと。そこで色んな選手たちと刺激し合うことが大切だと思う。
自分も若手には負けてられないっていうのはあるし、若手もそれを蹴散らすっていうくらいの勢いがないとチームが強くならないと思う。今はそういう意識が高くなっていると思うので、凄く良い状態だと思いますけど」
――若手は海外に来た方がいいですか?
「そこは人それぞれかなと思う。海外がいいって僕は別に思っているわけじゃない。自分が『どこでプレーしたいか』と考えて、それで海外が挙げられるなら来ればいいし、日本を盛り上げたいし、日本で強くなれると思う選手は日本でやればいいと思う。
僕も日本で十分強くなれると考えていますしね。どこであっても全力を注げるのかどうかっていうのが一番重要なことなのかなって思いますね」