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応援するチームの降格は、出産時の痛みと同等? イングランドで驚きの世論調査

全体の63%のファンが父親になる際に感じる痛みと同等

 世論調査会社のTLFが、英ITVのホームコメディー「ウォレン・ユナイテッド」の番組製作者らと共に約1200人の男女サッカーファンに対して行った同調査によると、全体の63%のファンが、父親になる際に感じる痛みと同等であると答えた。

 ウェストハムのサポーター本を書く作家ピーター・メイ氏は調査結果に同調し、次のように話した。

「私は2回出産に立ち会い、(ウェストハムの)降格に5度立ち会った。出産は数時間で終わるが、降格の痛みは夏の間中ずっと続く。まず、チームは夏に主力選手を売り捌き、翌シーズンに弱小チームを相手に手を焼くのを見て深く落ち込む。

 出産は少なくとも結果的に前向きなものになるが、降格はさらに悪化するのではないかという不安ばかりが付きまとう。降格した際に頭を抱えて泣きじゃくるスキンヘッドの大男を見たこともあった」

 一方、今季94年ぶりにイングランド4部のプロリーグから5部リーグ(セミプロ1部)へと降格したブリストル・ローバーズのファンを夫に持つケリー・バラードさんは、ツイッター上で「まさかの降格にショック。夫がこれをどう乗り切るか分からないわ。ただの1試合だけじゃ済まされないこと」と、呟いている。

 実際に子供を出産する女性からしてみれば失礼極まりない話だが、今季プレミアリーグから2部へと降格したカーディフ、フラム、ノリッチの男性ファンも、この調査結果と同様の痛みを味わうのかもしれない。

【了】

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