「マヌエル・ペジェグリーニは最高だし、大好きだ。彼の養子にしてほしい」
2009年に兄弟喧嘩が理由で解散し、以来絶縁関係にあった2人だが、昨年末に行われた親族の結婚式絶縁関係が解消され、バンド再結成も噂されている。しかし、いまだ関係にしこりがあるのか、最終節では別々のVIP席で観戦し、兄ノエル(46)は試合後にピッチで行われたセレモニーに参加し、弟リアム(41)は同日夜にマンチェスター公会堂で行われた祝勝会に別々に出席した。
2人は同日、マンCの公式TVでインタビューに答えており、問題児として知られる弟リアムは試合前、「マヌエル・ペジェグリーニは最高だし、大好きだ。彼の養子にしてほしい」と興奮気味に語り、祝勝会でも嬉しさのあまり酒に酔った様子だった。
一方、ノエルは試合直後、ピッチ上でベルギー代表DFヴァンサン・コンパニからもらったキャプテンマークを右腕に巻いて3分以上のインタビューに応じ、「前回よりも簡単に優勝できたし、一貫して一流のプレーを見せ続けたシーズンの集大成を見ることができた。優勝は本当にすごい事だし、これがずっと続くことを願う。このクラブの将来は明るい」と声を弾ませた。
マンCの優勝が同兄弟の距離を縮めたかどうかは定かではないが、マンCの選手やファンはギャラガー兄弟の復縁と伝説的ロックバンドの再結成を願っていることだろう。
【了】