アストンビラ、スウォンジー、カーディフも選ばれていた
ピッチは審判団やリーグ使節団によって芝の質、デザイン性などが評価され、最終選考には同2チームのほかにアストンビラ、スウォンジー、カーディフも選ばれていたが、サウサンプトンとアーセナルが共同受賞した。
特にアーセナルのグラウンズマン(ピッチ整備士)の質はプレミアリーグ随一と称されており、今回トロフィーを受け取った整備士長のポール・アシュクロフト氏は旧ウェンブリー・スタジアムを経て2000年からアーセナルの整備士となり、09年に前ポール・バージェス整備士長がレアル・マドリーに移籍した事を受け、同役に昇格した。
英紙ガーディアンによると、トップクラブのピッチ整備士の平均年俸は42000ポンド(約714万円)とされ、ピッチ整備費用は年間100万ポンド(約1億7000万円)にも上るとされる。
一方、2日のメトロ紙によると、チェルシーが今季終了後に芝生を張り替える際、古い芝を財政難に苦しむイングランド5部(セミプロ1部)のオルダーショットに無償提供することが明らかとなっている。
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